金曜の夜、TV「新解釈・三国志」を見ている。ちょっと違うけど映画「キングダム」を見て、その魅力にハマった僕は、整体院に通った時に原作漫画の単行本を流し読み、NHKで放送されたアニメ版をNetflixで見続けて、今年４月から再開するアニメシリーズを楽しみにしている。そんなキングダムを追い続ける中で自然と三国志にも興味が湧いて、一度ん読破したいという思いを持つに至ったが、とても長い話なので本を手にすることはなかった。そこに漫画で三国志が２冊に凝縮されたものを見つけて購入。三国志の壮大なストーリーに一気に触れることができた。とにかく広大な中華を統一するのはものすごく大変で、こんな壮大な戦国時代が紀元前、すでに繰り広げられていたとは中国の歴史はすごい。国は違っても天下取りのロマンを抱きながら戦場を駆け抜けたヒーローたちに人気が集まるのはどこも同じようだ。戦で勝利することはもちろん大事だが、その後、どうやってその国を統治していくか、豊かな国を築くにはどうしたらいいか、そこがまた人を治めることの難しさ。一国が繁栄してもそこに潜む影から綻びが生じてやがて修復できない大きな穴となり終焉が訪れ新しい時代が生まれる。いつの時代もこの今をもっと良くしたい。そのために情熱を燃やして生きていく人たちの姿についつい引かれてしまい僕は歴史ドラマを見てしまうのだろう。
