日曜日、朝一番で映画館へ。
9時40分、映画館の発券機の前に到着。
早い時間の映画はすでに始まっていた。
何を見ようかな。
始めは「ファンタスティックビースト」を見たいと思って来たが、開始時間が11時と
うまく合わない。
今すぐ丁度始まる映画がないか探していると「ボヘミアンラプソディー」というタイトルが
目に止まった。
この映画は何だろう。ラブストーリーかな?
開始時間は9:40分、席は残りわずか。
朝から満席かあ、「よし、これにしよう。」
急いでチケットを買い、上映中と表示されたドアを開ける。
席に着くと、まだスクリーンには次回上映予定の映画予告が流れていた。
よし、最初から見ることができるぞ。
予告編が終わり、いよいよ本編が始まる。
Rockの突き刺すような声か美しい旋律を歌い上げる。
フレディーマーキュリー、1991年、彼が亡くなった後、今も語り継がれる
伝説のロックスター
映画に描かれた彼の生き様はまさにRock。
フレディーと言えばQueen。
斬新なヒット曲を次から次へと生み出し、世界のRockファンを熱狂させたQueen。
映画は無名の若きフレディーがQueenのメンバーと出合い、才能が開花し、スターダムに
昇りつめていく姿を、彼等の熱き歌とサウンドを織り交ぜながら展開していく。
Queenを聞くのは初めてではないけど、彼らの曲はいつ聞いても錆びる事なく、観衆の心を
震わせる。
Rockとはいったい何だ。
世の中に出る多くの曲がRockというひとつのくくりで表示されてしまう。
誰が持っている魂にダイレクトに響き、その魂を揺さぶり、勇気を与え、その場に
じっとしていられなくなるような、踊りだし、そして雄叫びを上げたくなる。
決して単にPopな曲ではない。 これがRockなんだ。 そう、胸が苦しくなり歌い出したくなる。
そんな感覚を抱きながら映画は終盤へ。
世界的な規模で行われた「ライブ・エイド」、巨大野外コンサートの再現化。
実際の映像を見た事は無いが、この映画の映像を見れただけでも最高の気分だ。
その熱狂は彼が病に倒れ亡くなった後も続いており、今、こうして映画になって甦った。
最高に良かった。ありままの自分を生きる。それがRock。
そんな生き方に少しでも近づきたい。
この映画を見れば、映画館を後にするあなたの胸にもきっとRockの火が灯るはず。
さあ、Rockに生きよう。