オーシャンの自分の人生を変えるダイアリー

やりたいことを実現できるように小さなチャレンジを記録するためのブログです。

師走の出来事

とうとう今年も12月に突入。

私が生活する山梨県の山沿いは日本全体でも冬の寒さがときに厳しい寒冷地に含まれるそうです。

急激に寒さが厳しくなるこの時期、町を走りぬける救急車の音を耳にする回数も増えてきます。

健康な人であれば、めったに乗ることが無い救急車。

私自身が、まさかこんな形で救急車のお世話になってしまうとは思ってもいませんでした。

それはおよそ1年前ぐらいの出来事です。

家から車で出かけて10分ぐらい運転したところでなぜか急に胸が苦しくなるような痛みを感じました。

特に運転を継続できないような痛みではありませんでしたが、心配性の私はコンビニの駐車場に車を

止めてすこし様子を見ることにしました。

なんとなく違和感があるので、私は予定を取りやめて家に戻ることにしました。

これまでめったに入院するようなケガや病気をしたことはありませんが、20歳のときに一度、風邪をこじらせて肺気胸になったことがあるため、胸の痛みには人一倍、心配になってしまうくせがある私は家に帰って妻に相談しました。

妻も病気に関しては人一倍の心配性。「ぜったいに医者に診てもらったほうがいい」と事はだんだんと重大な事件に発展していきました。

日曜日なので、近所の病院はどこも休みで、救急の担当医がいないので診察はできません。と断られてしまいました。 仕方がないので隣の甲府の救急センターに電話したところ、ここでも受付はできないという回答。しかし年齢が50歳以上で胸が苦しいという連絡を受けては放ってもおけず、それでは救急車を手配しますので住所をお願いしますと言ってきた。

さすがに救急車を頼む必要な無いと思ったが、妻は心配モードに突入して「呼んほうがいい」と言い、私も過去の不安から住所を告げてしまった。

「了解しました。今から20分程度で到着します」との回答。

しかし、私自身は胸が少し痛いとしても普通に立って歩けるような状況。

こんな状態で救急車に来てもらったら申しわけないと思いながらも、サイレンの音が徐々に大きくなり救急車が家にやってきた。

なんとも恥ずかしい始末。救急隊員が家に入ってきて本人確認すると、「ではタンカで運びます」と言う。 胸が痛いと言う事で心筋梗塞のような重病を想定しての対応と思われたが事はマニュアルどおりに運ばれ、救急車の中で心電図や血圧を測る等の検査が始まった。

幸運?な事に検査結果はどれも異常無し。 できればここで問題無しと言ってもらって救急車から降ろして欲しかったが、一度出動した救急車は患者を運ばないで戻る訳にはいかないらしい。

搬送可能な病院が見つかり、今から出発するという。病院は隣町で搬送には30分ぐらいかかる。

呼んでおきながら、大丈夫なので病院へ行かなくてもいいです。とも言えないような雰囲気の中、再びサイレンを鳴らし車は走り出した。

「仕方ない、なるようになるだろう」と腹を決めて、病院に到着。

早速、担当医の先生が検査を始める。

だいたい、普段マラソンをして鍛えている人間が、急な重病になるだろうか?

体形を見てもメタボではないし、検査結果はどれも正常。

念のため胸のレントゲン写真を撮ったが、特に異常無し。

担当医が言うには、小さく締まった健康な心臓です。 という事で即、帰宅となった。

世間をお騒がせして申し訳ありません。

救急隊員の皆さん、すみません。

そう、もっと自分の体に自信を持とう。

近所の人たちにはどう説明しようかな?

明日、元気に会社に出かける姿を見たらどう思うかな?

事を止めることができない自分の無力さを感じた出来事でした。